倉本聡さん脚本の長編ドラマやすらぎの郷 見どころ、感想まとめ

やすらぎの郷…はじめは石坂浩二をはじめとする往年の名俳優・名女優がここまで集まるドラマが始まるとは…!と驚いたのですが、更に驚かされたのは「やすらぎ体操」です。

初めて見た時は前日の内容が吹っ飛ぶほど驚きました。別ドラマのダンスを彷彿とさせますが、ちょっとずつ動く俳優さん方の姿はとっても可愛らしくて大好きです!「やすらぎ」と言いながらも波乱万丈に満ちたストーリーにやすらいでる余裕はあまりないので、続きが毎回気になります。

 

石坂さんや先日お亡くなりになった野際揚子さん方キャスト皆さんの人生経験があるからこそのドラマで、それをまとめ上げる脚本の倉本聰さんの手腕も流石の一言です。

シニア世代と言わず他の世代の方が見ても充分に楽しめるドラマになっていると思います!

石坂浩二さん主演、倉本聡さん脚本の長編ドラマです。倉本さんの作品はいつもそうなのですが、とても天然人物が描かれていて奥行きがあります。

 

私は高齢者施設で働いているので、これは難しいだろうなと思う場面も多いのですが、さすがですね。違和感なく仕上がっています。 (設定等の上手さにつきると思います)

 

誰もが歳をとります。良いことも悪いこともあるけれど、老後がこんな風に色鮮やかなら、いいなぁ。独身、アラフォーの私としては夢を見ずにはいられません。

 

主人公の男性は年をとり、若い人とデートしたり青年時代の楽しいひとときを楽しみたいと思い、遠くに出かけたりしようとしていた。ただ年をとっていき、ありふれた日常とおさらばしたい気持ちもあったが、何から手をつけようか迷っていた。

 

だがいろんなことを考えて行く中で、何がしたいのか、どうすれば幸せになるのか行動にうつし、現代の若者と同じような行動をしていくうちに悲しみ、苦しみ、楽しみをかみしめる毎日を送れた。

1週間でだいたい一話のストーリーがある。途中、野際陽子さんの死去と重なったストーリーが悲しくませつなかった。

倉本聰さんの作品でお昼に放送があるのは珍しいなと思ったけど、案外その時間見てしまうしおもしろい。次回が楽しみになるし、1回見逃してもなんとなくストーリーがわかりやすくすぐつながる。

いまの時代に大事なドラマの内容だと思う。

見逃したときの場合に

夜や週末に、再放送が総集編であると嬉しいなと思います。

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